Fielder vol.44 狩りの勧め ー目次ー ページ下にある見たい特集の写真やタイトルをクリックすると公開ページを閲覧できます身構えずに一歩を踏み出したい当たり前の野外活動狩りの勧め写真/石川竜一※この記事は2019年2月発売『Fielder vol.44』に掲載されたものです。 狩りの勧め日々繰り広げられる生死の物語は 遠い対岸の火事ではない写真/石川竜一 全国民に開かれた今注目の狩猟鳥獣に迫る新説狩猟の手引き ~服部文祥のヌートリア戦記 シーズンⅡ~探して面白く、見つけてかわいく、逃げられて悔しく、狙ってわくわく、撃って興奮、半矢未回収でブルーになり、回収できればその重みに姿勢を正し、解体して美しく、食べておいしく、有害獣なので獲って喜ばれ、毛皮の活用も奥深い。寄生虫や保菌も確認されておらず(2019年現在)、その気になれば特別な許可なく捕獲も可能な、すべての国民に開かれた新しい定番獲物ヌートリア。文/服部文祥 写真/亀田正人 日々野生食材と向き合うシェフに学ぶヌートリア肉の食べ方Next Ingredients___Nutria [Myocastor coypus] 「食べられるの?」と聞く人がいまだいる どれだけうまいのかを問うてほしい文/服部文祥 写真/亀田正人 ハンターになるためにまずは知っておきたい狩猟のはじめ方狩猟をする前に知っておきたいのが狩猟をするために必要な免許についての話。少し敷居が高いように感じるかもしれないが、早くて半年で猟場に立つことができる。ここではハンターになるための大枠の流れをつかんでおこう。 大量の肉を獲得した時に知っておくべき野営技術ジビエ肉の保存調理術捕った獲物を保存する。山で作る保存食は塩分を保ち水分をいかに抜くかがポイントになる。干し肉よりも香り豊かに旨味を閉じ込める方法が燻し干しだ。方法は燻製と変わらないが水分を抜ききるまで燻すことで保存性が上がる。保存のみならず食料としても最高だ。文・写真/荒井裕介 野生派アウトドアマンの基礎講座狩猟ナイフ入門狩猟をする上で、なくてはならない道具がナイフである。どんなに良く当たる鉄砲があっても、ナイフがなければ獲物の肉を糧にすることはできない。皮を剥ぎ、骨を外し、肉を切る。狩猟用ナイフに要求される仕事は様々で、その世界は限りなく奥深い。ここでは、狩猟用ナイフの基礎知識からバリエーション、基本的な使い方までを解説する。文・写真/小堀ダイスケ 自らフィールドの生命活動を撮ってみる中判再考フィールドでハッとする情景に出合い、スマホで撮影した……が、撮れた写真を見ると感動がない。使用したのはカメラ機能をウリにする最新機種で、静止画の緻密さを表す画素数にも不足はないはず。それでも残された写真は絵のようにのっぺりとしていて立体感がないのである。 改めて知りたい進化の考え方再考・自然選択説 前編我々を魅了してやまない、自然の造形や生物たちの営み。これらは遙かなる時間の中で絶え間なく変化し、今も進化を続けているが、その「変化」と「進化」にはそもそも意味があるのか。そんな疑問を抱いた時、思考の道標となるのがダーウィンの提唱した「自然選択説」だ。進化の方向性を決めてきたとされる「自然選択」とはいかなるものか。森羅万象の謎を解く旅へ、でかけてみよう。取材・文/宇都宮ミゲル イラスト/餃子定食 改めて知りたい進化の考え方再考・自然選択説 後編我々を魅了してやまない、自然の造形や生物たちの営み。これらは遙かなる時間の中で絶え間なく変化し、今も進化を続けているが、その「変化」と「進化」にはそもそも意味があるのか。そんな疑問を抱いた時、思考の道標となるのがダーウィンの提唱した「自然選択説」だ。進化の方向性を決めてきたとされる「自然選択」とはいかなるものか。森羅万象の謎を解く旅へ、でかけてみよう。取材・文/宇都宮ミゲル イラスト/餃子定食