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自分で作ることこそ生きる自信に繋がる
寝床大全
誰でも今すぐ挑戦できるフィールドのマイホーム作り
我々は、ゆるがない幸せがただほしいのである。
数億円の大豪邸を持つことが幸せの象徴か?
金の価値など仮であって、日々移ろいゆくのに?
まやかしにすべてを牛耳られた生活は、脆く儚い。
そうなのだ、ゆるがない幸せは自分たちの内面にこそ存在する。
いかなる状況でも、自分で考え、獲って、作れること。
こんな自信こそが、仮想がまかり通る現代の不安を払拭する。
さて、本誌が提唱するサバイバルスキルの中でも、
野営生活の場となる寝床作りはその根幹である。
数億円の大豪邸は恐慌や災害ですぐに吹っ飛ぶが、
我々の寝床は何度でも建てられる。
写真/降旗俊明
※この記事は2018年6月発売『Fielder vol.40』に掲載されたものです。
寝床総研 後編
ここからは極北の地に住み続けるイヌイットのイグルーや、水辺に暮らす湿地帯の住居など、世界各地の住居をもとに人類の眠りのかたちを紐解いていく。
取材・文/宇都宮ミゲル イラスト/スズキサトル 協力/ NPO睡眠文化研究会