【vol.75】にわとりのいる暮らし No.55
春、二羽のチャボの母さんが張り切って十個ずつ卵を抱えこんだのを放っておいたら、ナント一五羽のヒナが孵った。走り…
春、二羽のチャボの母さんが張り切って十個ずつ卵を抱えこんだのを放っておいたら、ナント一五羽のヒナが孵った。走り…
アオダイショウは人家の周辺や林に住む褐色がかったオリーブ色の大型ヘビである。毒は持たず、性格はおとなしい。 1…
阿蘇山で失踪したナツが帰ってきて二週間経った。傷の処置で、背中の毛はハゲたままだが、膿んでいた傷もすっかり癒え…
この冬、飼っている生き物の行方不明騒ぎが続いた。真冬だというのにチャボのチッタが庭の片隅で卵をあたためてしまい…
シーシーがたった二個の卵を温め始めた。二個では寂しいからと、娘がスーパーで有精卵を買ってきて、シーシーの目の前…
我が家はチャボの他に犬、猫を飼っている。「鹿の雑肉を餌にできるのでは」「猟をするパートナーとして」「ネズミ対策…
春、ふたたび小蕗(服部文祥の猟師小屋)で、小さな「山の学校」が開かれた。集まったのは七人の小学生。近くに住んで…
四月の頭、チャボのシーシーが五羽のヒナを孵した。ニワトリを飼い始めて十年になるが、メンドリが抱卵から育雛まで行…
最近、健康オタク化を自認する文祥が、熱心に腸内細菌の話をする。「新たなブームがやってきた」と思いながら、私はそ…
結婚以来、築五十年を過ぎた日本家屋に住んでいる。畳の部屋、障子、板の間、猫のひっかき傷だらけのふすま。「あまり…