美味にして難関な野生食材の王様を知る!奥深きキノコ食の世界

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キノコは何にも代えがたい特有の風味があり、山旅でイワナやウドの味に飽きたとき(何とも贅沢だが……)、食べられるキノコを見つけると飛び上がるほど嬉しい。不思議な見た目、ときに死に至る毒性を備えるミステリアスな存在だが、コイケ女史のようにキノコを極めれば、野食の幅は大幅に広がるのだ。

森の地面を凝視してみれば、そこには最高の食材が生きている

 日々、微細な進化と後退を繰り返し、ベニテングタケでもトリュフ型が存在するほど多様なキノコ。反面、シイタケに代表される優良な食材にもなっており、我々キノコ素人が手を出したくても手を出せない、魅惑の存在として野生界に君臨する。

キノコ食に挑戦する場合、多くの野遊び好きは地域を限定して、絶対に見誤らないキノコを1〜3種類覚えこむ術を得策としているが、食材としてだけでなく、キノコ自体を愛してやまない人物に話を聞くと、手練れのアウトドアマンをはるかに凌ぐ知識を持っていたりする。ここで登場するキュートなコイケ女史もその1人だ。