【vol.52】WATERPROOF SHRAF/RUBBER BOOTS/LATEST FIRE STAND/LUMINOX BEAR GRYLLS SURVIVAL COLLECTION

F52 Fielder Top

超軽量×防水の最強スペックを備えた幕営好きが選ぶべきシュラフはこの一択

ここで本当のことを言ってしまうと、本誌が得意とするタープ泊やサバイバルシェルター泊において最も重要なのは寝具である。どんなに幼稚なシェルターであっても、シュラフが気温や雨風などの環境プレッシャーを跳ね除けてくれれば「ド」のつく初心者でも快適に眠れるだろう。極端に言えば、タープやシェルターはシュラフのオプションなのである。ただし、そう簡単に先のような野営に見合うシュラフが見つからないのも事実だ。時にアックスなども携行する野生派アウトドアマンのバックパックの中身において、十分に暖かなシュラフというのは重くて嵩張る存在。半分外で寝るのだから防水性を保つシュラフカバーも必須となると、奮発して良い物を買ってもシュラフ700g+カバー350gで1kgを超えるのだ。さて、そんな問題を抱える我々の前に登場したのがモンベルの「シームレスドライダウンハガー900」というわけ。シュラフ内部に特殊な糸を張り巡らせ、それにダウンをまとわりつかせることで綿の偏りを解消。既存のシュラフのようなボックス構造が不要となることで、縫い目がなく(シームレス)、帳面を一枚地の防水透湿生地で覆うこと(ドライ)ができたのだ。当然、この極シンプルな構造は軽量化にも貢献し、モンベルでいう#3(リミット温度-1度)で本体541gを実現している。ちなみに夏場ならこれの#5(本体453/リミット温度4度)に同ブランドの頭部だけ覆う蚊帳「バグプルーフ スリーピングネット(本体106g)」、服部文祥御用達の「L.W.タープ ワイド(細引き・ペグ等込み650g)」があれば、総重量1206gで誰でも超快適なタープ泊が可能だ。
※玄人の定番技としてシュラフはスタッフザックには入れず、防水バックパック等の底部に這わせて収納するため、重量は本体のみの表記としている。バグプルーフネットも同様。

※商品情報は本誌発売当時(2020年6月)のものです

F52 Fielder Main

SEAMLESS DRY DOWN HUGGER 900 #3

[モンベル・シームレス ドライ ダウンハガー900 #3]

夏の高山から冬の低山キャンプまで使用できる防水シュラフ。同社の特長であるストレッチ性と軽量コンパクトさはそのままに1ランク上の暖かさを実現。収納サイズはφ14×28㎝。5万7000円(税抜)
問 モンベル・カスタマー・サービス ☎06-6536-5740

F52 Fielder 1

表地はウインドストッパーと撥水加工が施されたゴアテックスを採用。スリーピングバッグカバー不要のため荷物を減らすメリットも。

F52 Fielder 2

ダウンの片寄りを防ぐ隔壁がなく、表地に針穴がほとんどないスパイダーバッフルシステムを採用。高い気密性で温かさを保持する。

F52 Fielder 3

生地の繊維方向を斜めに配した高いストレッチ性は、就寝中の体の動きを妨げず、余分な空間がないため高い保温効果を保つ。